ハチに刺された時はどういう処置をすればいいの?

蜂に刺されないように、気をつけていても蜂に刺されてしまうという場合があります。

蜂に刺された時には、どのように対処すればよいのでしょうか?蜂に刺された場合の対処法について解説します。

蜂に刺された場合の対処法

蜂に刺された時には、どのようにして対処すればよいのでしょうか?まず、蜂に刺された場合には、激しい痛みを感じるというのが多いです。

蜂に刺された場合には、その刺された場所を流水で洗い流します。

蜂の毒は水に溶けやすいという性質があると言われているため、流水で洗うことによって、蜂の毒を薄めるという効果を期待することが出来るのです。

もし刺された場所に毒針が刺さったままになっているという場合には、その毒針をピンセットなどを使って取り除くようにしましょう。

 

また、刺された部分から毒を出すというのも大切です。

注意点としては、口で吸い出すというのは絶対にやめましょう。

口の中に傷などがあった場合には口で吸い出すと体内に毒が入り込んでしまうことになりかねないからです。

 

蜂に刺された場合には、症状をしっかりと観察する必要があります。

とくに、アナフィラキシーショック症状を起こしてしまうと最悪の場合には、命を落とすことになるので、そのような症状が出ているときには、救急車を呼ぶなどの対処が必要になります。

蜂に刺された場合には、出来るだけ、医療機関で診察を受けるようにしましょう。

 

蜂に刺されてしまうケースとは?

蜂に刺される危険性というものは、多くの人が認識しています。

ですからはじめから、蜂の巣があると分かっていれば、その巣に近づくという人はほとんどいないでしょうが、偶然刺されてしまうというケースもあります。

 

よくあるケースとしては、庭などで草むしりなどをしていて、蜂に刺されてしまったというケース。

洗濯物に蜂がいて、そのまま気づかずに服を着ようとした時に、刺されてしまったというケース。

山に出掛けた際に、偶然蜂の巣に遭遇してしまい、蜂に刺されてしまったというケース。などがあります。

 

蜂に刺されたいと考えている人はいないでしょうが、このように蜂の巣が思わぬところにあって偶然刺されてしまうということがあります。

ですから、蜂に刺されてしまった場合の対処法についてしっかりと覚えておくようにするとよいでしょう。

 

人を刺す蜂の種類としては、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの3種類がよく知られています。

この中でも、スズメバチに刺されてしまうと、痛みも激しく、命を落としてしまうという危険性も高いので、気をつけなければなりません。

 

注意しなければならないアナフィラキシーショック

初めて蜂に刺されたという場合よりも2回目以降に蜂に刺されたという場合に注意をしておきたいのが、アナフィラキシーショックというものです。

アナフィラキシーショックとは、簡単にいうとアレルギーの原因物質が体の中に入ることで、過剰反応が起こる事をいいます。

起こる症状については、人によって異なると言われていますが、全身にかゆみや蕁麻疹などが起こる、呼吸困難やめまい、意識障害などが起こるという場合があります。

 

蜂に刺されてしまった場合には、このようなアナフィラキシーショックの症状にとくに注意をする必要があります。

場合によっては数分で重症になるということもあると言われています。

蜂に刺されただけだから、大丈夫などと安易に考えていると大変なことになってしまうかもしれませんよ。

このような症状が蜂に刺された場合に出たら、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

 

まとめ

蜂に刺されてしまった場合の対処法としては、まずは流水で刺された部分を洗うということが大切です。

蜂の毒は水に溶けやすいということで毒を薄める効果を期待出来ます。

また、毒針を取り除くなどして、出来るだけ医療機関にて診察や治療を受けるようにしましょう。

症状によっては、すぐに救急車を呼ぶということも検討しましょう。