日本に生息する代表的なハチの種類!人を襲うのはどんなハチ?
春になると見かけることが多いハチですが、ハチにも色々な種類のものがいます。日本に生息しているハチにはどのようなものがいるのでしょうか?また、ハチの中には人を襲うというハチもいます。人を襲うハチとはどのような種類のハチなのでしょうか?また、人を襲うハチはどうして人を襲うのでしょうか?
日本に生息している代表的なハチの種類
日本には様々な種類のハチが生息しています。現在日本に生息している、ハチの種類は約4,000種類以上と言われています。
ハチと聞くと多くの人は、「刺される」 「怖い」 「凶暴」などのイメージを持っているでしょうが、ハチの種類によって大きさも違いますし、性格などの特徴も異なります。
最も代表的なものとしては、ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなどの種類が生息しています。このような種類のハチは誰でも一度は、聞いたことがあるでしょうし、見たことがあるのではないでしょうか?
人を襲うハチの種類について
ハチと言ってもすべての種類のハチが人を襲うというわけではありません。
ハチには非常に攻撃的な性格をしているものもいます。人を襲うハチもいます。
どのようなハチが人を襲うのかということはしっかりと覚えておくようにしましょう。
人を襲うハチの中で代表的な種類としては、スズメバチがいます。スズメバチにも数種類のものがいます。オオスズメバチ、モンスズメバチ、キイロスズメバチなどの種類がいます。
日本でもスズメバチに刺されたことによって死亡してしまうという事故が多く発生しています。日本に生息しているハチの中でもとくに注意をしなければいけないのが、このスズメバチなのです。
その他には、アシナガバチなどにも注意をする必要があります。アシナガバチは日本に11種類が生息していると言われています。
セグロアシナガバチ、コアシナガバチ、キアシナガバチなどの種類が生息しています。
スズメバチほどの凶暴性はないと言われていますが、人が刺されるということはありますので、巣の近くにはあまり近寄らないようにするという事が大切です。
興味本位などで、巣を攻撃するようなことは絶対にやめましょう。場合によってはショックで命を落としてしまうという可能性もあります。
なぜ、ハチは人を襲うのか?
ハチの中には人を襲う種類のハチがいます。なぜ、そのようなハチは人を襲うのでしょうか?
ハチが人を襲う理由は、「巣を守るため」と言われています。スズメバチに刺されてしまったという人のケースでは、スズメバチの巣に近づいてしまったために、スズメバチに刺されてしまうというケースが多いです。
もちろん、そこにスズメバチの巣が知らずに近づいてしまったという場合がほとんどです。攻撃してくるハチのほとんどは、誰でも人であれば襲うというわけではありません。巣を守るための防衛手段として攻撃をしてくるのです。
そのためには、スズメバチなどに敵であると認識されないようにする必要があります。スズメバチは一般的に、以下のようなものを敵として認識する場合が多いと言われています。
・黒い服や黒い物
・女性の香水など強い香りのするもの
・巣に近づくもの
このようなものには、注意をするようにしましょう。
とくに山などに出掛ける場合には、気をつけなければいけません。
どのようなものにスズメバチが反応するのかということを知っておくだけでもスズメバチに襲われる確率を下げることが出来るでしょう。
とくに気をつけておきたいのが夏から秋です。なぜ、夏から秋にスズメバチに気をつけなければならないのかということですが、スズメバチの活動が最も活発になるからです。
スズメバチに刺されてしまったという事故のほとんどは、このような季節に起きています。
アシナガバチの場合も同じで、人を襲う理由は、「巣を守るため」です。
スズメバチにしても、アシナガバチにしても人だから襲うのではなく、巣を守るために敵と判断した場合に襲うのです。
誤って、巣に近づいてしまったという場合には出来るだけ迅速にそこの場所から離れるようにしましょう。
まとめ
日本には、約4,000種類以上のハチが生息していると言われています。
その中には、人を襲うというハチも含まれています。
なぜ、ハチは人を襲うのかという理由についてですが、「巣を守るため」です。
ですから、人を襲うと言われている、スズメバチやアシナガバチの巣には近づかないようにしましょう。