蜂の巣の種類と危険性について

蜂の巣にはどのような種類のものがあるのでしょうか?

蜂の巣を見たことがあるという人は多いでしょうが、蜂の種類などによっても巣の特性などが変わります。

また、蜂の巣によってその危険性というものも変わります。

代表的な蜂の巣の種類について

日本に生息する代表的な蜂の巣としては、ミツバチの巣、アシナガバチの巣、スズメバチの巣の3種類があります。

これらの巣はそれぞれに特徴があると言われています。

ミツバチの巣の特徴

まず、ミツバチの巣についてですが、全体的に平べったいというのが特徴です。

独特の形状をしており、巣板というものによって作られています。

スズメバチの巣のような外皮がないというのも特徴的です。

 

ミツバチの巣が出来るのは、閉鎖的な空間に作られやすいと言われており、屋根裏、床下など家の中の目に届かない部分にミツバチの巣が作られることがあります。

 

アシナガバチの巣の特徴

次にアシナガバチの巣についてですが、アシナガバチの巣は六角形になっているというのが特徴です。

外からでも中の様子を見ることが出来ます。

アシナガバチの場合には、家の軒下、木の枝、外壁、庭に資材などがあればそのような場所に巣を作る事もあります。パイプの中などに巣を作るという場合もあります。

 

スズメバチの巣の特徴

スズメバチの巣は、ミツバチの巣やアシナガバチの巣と大きく異なります。それは外皮があると言う点です。

ですから、スズメバチの巣の中の様子というものがわからないのです。

その巣にはマーブル模様があるという場合があります。このような模様があるという場合にはスズメバチの巣であると考えるべきでしょう。

 

それぞれ蜂の巣の危険性について

一般的に多く見られる、蜂の巣については、ミツバチの巣、アシナガバチの巣、スズメバチの巣の3つのものが圧倒的に多いです。

ではこのそれぞれの巣の危険性とはどのようなものなのでしょうか?

スズメバチの巣の危険性

3つの中で最も危険であると言われているのが、スズメバチの巣です。

スズメバチはとても獰猛な性格で、巣に近づくものには攻撃を加えます。

スズメバチに刺されてしまった場合には最悪の場合には死亡してしまうこともあります。

 

複数のスズメバチに攻撃されてしまえば、命の危険がありますので、家にスズメバチの巣があるという場合には、出来るだけ早く駆除を行うようにしましょう。

アシナガバチの巣の危険性

アシナガバチの場合には、スズメバチほどの危険性はありませんが、それでも刺されてしまうことがありますし、アナフィラキシーショックによって命を落としてしまう危険性もあります。

アシナガバチだからということで軽視するのは危険です。

小さいお子さんの場合には免疫や抵抗力もないため、とくに注意が必要です。

また、洗濯物などに紛れ込んで刺されてしまうというケースもあります。

ミツバチの巣の危険性

3つの中で、一番危険性が低いのがミツバチです。

しかしながら、ミツバチも巣に近づくと人を刺しますので、むやみに近づくというのはやめましょう。

ミツバチの場合には巣にいるミツバチの数が非常に多いので、複数のミツバチに刺されてしまうという危険性がありますので、十分な注意が必要です。

 

巣を見つけた場合の対処について

このような蜂の巣を見つけた場合には、どのようなに対処をすればよいのでしょうか?

対処の方法はそれぞれの危険性をよく確認した上で行うのがよいでしょう。

ミツバチの巣やアシナガバチの巣であれば自分自身で駆除を行うということも出来ます。

しかしそれがスズメバチになるとなかなか、自分自身で駆除を行うというのは難しいでしょう。

 

スズメバチの場合には他のハチと比べても、危険性がかなり高いので、駆除する際に刺されてしまうという危険性があります。

また、刺されてしまった場合は命を落とすという危険性も高いので、出来るだけ専門的な知識、装備などを持っている、専門業者に依頼をして駆除してもらうのがおすすめです。

 

まとめ

蜂の巣にはいくつかのものがありますが、その中でも代表的な蜂の巣としては、ミツバチの巣、アシナガバチの巣、スズメバチの巣というものがあります。

それぞれの巣の特徴は異なり、また危険性もそれぞれ異なります。

最も危険なのはスズメバチの巣です。

スズメバチの巣の駆除は専門業者に任せるのがよいでしょう。